ImageMagickの中もっとも使用頻度の高いコマンドが「convert」で、ImageMagickの代表的なコマンドです。
画像のサイズ変更、フォーマット変更、画像の編集、色加工など機能は多伎にわたります。

例えば、JPGファイルからGIFファイルへの変換は以下のように行います。

convert image.jpg image.gif

拡張子を変えるだけで、自動的に判断されるので、非常に直感的で簡単です。

また画像のサイズを横300px　縦200pxに収まるようにしたい場合は以下のように行います。

convert image.jpg -resize 300x200 image2.jpg

この例では縦横比が崩れる事はなく、画像の長い部分に合わせられ、新しくimage2.jpgという画像が生成されます。
例えばimage.jpgが600px × 300pxの横長の画像の場合は300px × 150pxになり、300px × 600pxの縦長の場合は100px × 200pxになります。
くわしくは画像をピクセル単位で拡大・縮小するをご覧下さい。

またconvert自体もコマンドなので、Linuxでのパイプやコマンド区切り、リダイレクト等と組み合わせて使うこともできます。