画像をピクセル単位で拡大・縮小する
convert [in] -resize [width]x[height] [out]
- [in] … 入力するファイル名(パス)
- [width] … 横幅のサイズ
- [height] … 縦幅のサイズ
- [out] … 出力するファイル名(パス)
widthとheightで指定した幅と高さにinの画像をoutに出力します。
この場合縦横比は自動で維持されるので、どちらかが指定値に達するサイズになります。
幅、高さのどちらかを統一して、画像サイズを変更する場合は、一方の値を入力せず以下のように行います。
convert img3.jpg -resize 100x img1-s.jpg #横幅を100pxにして、高さは自動的に調整する convert img3.jpg -resize x100 img1-s.jpg #縦を100pxにして、横幅は自動的に調整する
例?※数値を選択して、パラメータを確認する事ができます
convert img3.jpg -resize?x img1-s.jpg
上記のコマンドを実行した場合、画像サイズは次のようになります。
img1.jpg(横幅 400px 縦幅 300px)
img1-s.jpg(横幅 100px 縦幅 75px)
ポイント1
画像生成は、元の画像の情報から新しい画像を生成するので、サイズの変更幅が大きいほど処理量が多くなります。
ポイント2
thumbnailオプションも同様の結果がが得らますが、resizeオプションとの違いは、変換の際に画像のメタ情報やコメント情報を削除する点が異なります。情報を削除する事でサイズも小さくなるので、少しでも軽いサムネイルを作成したい場合に有効です。