縦横比を維持し、余った余白を指定の色で塗りつぶす(サムネイル作成)
convert [in] -thumbnail [width1]x[height1] -background [bgcolor] -extent [width2]x[height2] [out]
- [in] … 入力するファイル名(パス)
- [width1] … 変換後の横幅のサイズ(単位:ピクセル)
- [height1] … 変換後の高さのサイズ(単位:ピクセル)
- [bgcolor] … 背景画像の色(色名もしくはRGB値)
- [width2] … 変換後に切り取る画像の横幅のサイズ(単位:ピクセル)
- [height2] … 変換後に切り取る画像の高さのサイズ(単位:ピクセル)
- [out] … 出力するファイル名(パス)
サムネイルを作成する際に、背景からはみ出した領域を切り捨てる方法です。出来上がるサムネイルの画像サイズを同じにしたい場合に有効です。
例?※数値を選択して、パラメータを確認する事ができます
convert img9.jpg -thumbnailx -background -extentx img9-s.jpg
上記のコマンドを実行した場合、画像サイズは次のようになります。
img9.jpg(横幅 400px 縦幅 300px)
img9-s.jpg(横幅 100px 縦幅 100px)
ポイント1
画像は基本は左上から基準で余った部分を塗りつぶしますが、-gravityオプションを使いcenterに揃える事で、真ん中に画像を表示する事ができます。