convert [in] -resize [percent]% [out]
convert [in] -resize [wpercent]x[hpercent]% [out]

• [in] … 入力するファイル名（パス）
• [percent] … 拡大・縮小するパーセンテージ（単位%）
• [wpercent] … 横幅を拡大縮小するパーセンテージ
• [hpercent] … 高さを拡大縮小するパーセンテージ
• [out] … 出力するファイル名（パス）

[in]で指定した画像サイズにに対して、[percent]の値に画像を生成します。横幅・高さをそれぞれ指定しない場合は画像の縦横比は維持されます。

例えば以下のように、横幅・高さのパーセンテージをそれぞれ指定した場合は、縦横比（アスペクト比）は崩れてしまうのでご注意下さい。

convert img3.jpg -resize 200x300% img3-s.jpg

例?※数値を選択して、パラメータを確認する事ができます

convert img3.jpg -resize?
50
80
100
120

% img3-s.jpg

上記のコマンドを実行した場合、画像サイズは次のようになります。

img3.jpg（横幅 400px 縦幅 300px）

img3-s.jpg（横幅 100px 縦幅 75px）

ポイント１

画像生成は、元の画像の情報から新しい画像を生成するので、サイズの変更幅が大きいほど処理量が多くなります。

ポイント２

thumbnailオプションも同様の結果がが得らますが、resizeオプションとの違いは、変換の際に画像のメタ情報やコメント情報を削除する点が異なります。情報を削除する事でサイズも小さくなるので、少しでも軽いサムネイルを作成したい場合に有効です。

ポイント３

ピクセル指定とは違い高さと幅をそれぞれ指定した場合、「!」を付けなくても縦横比（アスペクト比）は崩れて生成します。